丹波木綿(たんばもめん)(市長日記H29.4.25)
篠山市西紀地区に「栗柄(くりから)」という集落があります。
市民にとって、いちばん知られているのが「斎場」で、みんなそのうちお世話になります。また、栗柄ダム(小規模生活ダム)もあります。
そして、さらに、大切な施設があります。
それは、「創作館」です。
ここでは昔ながらの伝統技術で、糸を紡ぎ、染め、丹波木綿を織りあげています。
江戸時代の宝永年間(1710~1740)より、ここ栗柄の里に伝わるもので、農家の嫁や娘が農閑期の冬に織り、一家の衣料とし、栗柄の自然とくらしのなかで、育てられてきました。
今も、西紀地区を中心に、市内から心ある人が集まり、「丹波木綿」を製作し後世に伝えていこうとしています。
先週末にこの創作館40周年記念の展示即売会があり、多くのファンでにぎわっていました。市役所の応接室にも机のセンターを置いていただいています。
また、丹波木綿は、デカンショ節にも歌われています。
「里に響くは 機(はた)織る音よ 丹波木綿の子守歌」西澤 恵子さん作
(日本デカンショ節大賞平成27年度優秀賞受賞)
なお、創作館は住所・連絡先は、下記のとおりです。
篠山市栗柄1319 電話番号 593-0922
活動日:月曜日~金曜日 9時~16時(祝祭日は休み)
お越しの際は事前にご連絡ください。
更新日:2020年03月24日