丹波木綿(たんばもめん)(市長日記H29.4.25)

更新日:2020年03月24日

 篠山市西紀地区に「栗柄(くりから)」という集落があります。
 市民にとって、いちばん知られているのが「斎場」で、みんなそのうちお世話になります。また、栗柄ダム(小規模生活ダム)もあります。
 そして、さらに、大切な施設があります。
 それは、「創作館」です。
 ここでは昔ながらの伝統技術で、糸を紡ぎ、染め、丹波木綿を織りあげています。
 江戸時代の宝永年間(1710~1740)より、ここ栗柄の里に伝わるもので、農家の嫁や娘が農閑期の冬に織り、一家の衣料とし、栗柄の自然とくらしのなかで、育てられてきました。
 今も、西紀地区を中心に、市内から心ある人が集まり、「丹波木綿」を製作し後世に伝えていこうとしています。

 先週末にこの創作館40周年記念の展示即売会があり、多くのファンでにぎわっていました。市役所の応接室にも机のセンターを置いていただいています。
 また、丹波木綿は、デカンショ節にも歌われています。
 「里に響くは 機(はた)織る音よ 丹波木綿の子守歌」西澤 恵子さん作
 (日本デカンショ節大賞平成27年度優秀賞受賞)

 なお、創作館は住所・連絡先は、下記のとおりです。
 篠山市栗柄1319 電話番号 593-0922
 活動日:月曜日~金曜日 9時~16時(祝祭日は休み)
 お越しの際は事前にご連絡ください。

創作館40周年記念の展示即売会と書かれた看板が出入り口に置かれている写真
出入り口の階段に並ぶ複数の笑顔の女性の写真
並べられた色とりどりのカバンやクッションなどの木綿製品の写真
2段に分けて掛けられている青い色味の木綿の布の写真
壁際に飾られている、木綿のハンドバックやベストなどの写真
下駄の後ろに飾られている、ピンクと白、紫系の色味の帯の写真
机の上に並べられている、がま口のお財布や小物入れ、小さいマットなどの写真
飾られた木綿製品を手に取り見ている複数の女性の写真
机の上の製品や飾られている製品を見ている女性達の写真
応接室の会議机に置かれたテーブルランナーの写真
がま口の小物入れを手に笑顔の市長の写真