篠山市の「市名変更」がテレビの話題に(市長日記H29.5.23)

更新日:2020年03月24日

 今、ホットな話題である篠山市の「市名変更」が、昨日、関西テレビの報道ランナーと、読売テレビのテンで取り上げられました。
 関西テレビでは、丹波ブランドをめぐって市名変更論争がぼっ発、「篠山市を丹波篠山市に」との見出しで、デカンショ節、田植えの様子、栗、猪肉、まちなみなども紹介されました。
 おおよそ次のような内容でした。

 「篠山市民は『丹波篠山』にこだわり、プライドをもってこれを大切にしてきた長い歴史があります。農産品や商品も多くが『丹波篠山』とつけています。
ところが、お隣に「丹波市」ができてから、丹波市が本場と受け取られ、篠山市民からすると丹波がとられてしまった。」
 という内容でした。

 私が驚いたのは、ふるさと納税の額(2016年度見込み)が篠山市1.4億円に対し、丹波市は3.2億円もあるということ、兵庫県民のインタビューで「篠山市」がどこにあるのかわからない、淡路島とか奈良の方とか言われていたことです。

 今日、大分県竹田市の副市長さん等が篠山市に古民家改修や景観、市街地活性化の視察にこられましたが、「丹波篠山」なら分かるけど「篠山」では分かりません。
 篠山口駅は「篠 山口」かと思いましたとのことでした。
 対外的には圧倒的に「丹波篠山市」にメリットがあるようです。
 ただ、このテレビのなかで議会報告会の様子も写され、女性の方が「今の篠山市の市名に不便、不都合は感じないので6500万円もお金がいるのなら別のところに使ってほしい」という意見も紹介されていました。

 お隣の丹波市長の谷口さんは、「丹波というビッグな市名を活用させていただいている。篠山市の市名変更については静観しています。」とのことでした。