細工所の砂防えんてい(市長日記H29.5.10)
細工所集落(村雲地区)の砂防えんてい(漢字では「堰堤」と書きます)が完成し、このほど現地見学会がありました。
砂防えんていは砂防ダムとも言い、山から流出する土砂や流木を食い止め、下流にある家や人命を守るためもの施設です。
現在、篠山市内では計画中を入れると7箇所で県によりこの事業が進められています。
山の中のことなので、なかなか分かりづらいのですが、防災の観点から、多くの事業をしていただいています。一基あたり約2億円も要します。
ただし、日本は山国で、篠山市でも多くの集落が山沿いにあるため、必要なすべての箇所を工事するには100年以上かかると言われています。
そのため、事業を進めるとともに「避難」することが大切になります。
細工所の事業は篠山市に要望が出されてから4年半で完成となり、地域あげて喜んでいただき、谷先生や土木事務所長さんに感謝されました。
「こんなにも丁寧に協力していただける集落はやはり、あたたかい篠山ならではですね」と所長さんも感激されていました。
更新日:2020年03月24日