恐竜化石を生かし四市町が連携(市長日記H29.5.24)

更新日:2020年03月24日

 昨日丹波市にて、丹波市、篠山市、北海道むかわ町、熊本県御船町が集まり、今後四市町が連携することを約束しました。
 丹波市はご承知の通り「丹波竜の里」でまちづくりをすすめておられます。
 むかわ町は恐竜「むかわ竜」を、御船町は恐竜「ミフネリュウ」をピーアールされています。

 篠山市は平成20年に国内最古の哺乳類化石が発見されました。
 これは「ねずみ」のようなもので、「ササヤマミロス・カワイイ」と名付けられています。
 トカゲ類も「パキゲニス・アダチイ」の化石も発見されています。
 篠山市は、これらを「教育」の面を重視し、子ども達を中心に市民の化石発掘体験に力を入れ、まちづくりや観光にはあまり結びつけていませんでした。

 しかし、今日の連携を特に丹波市とともに川代渓谷を中心として恐竜ミュージアム構想を進めていきたいと考えます。
 なんせ、篠山から丹波市につながるこの地層の名前は「篠山層群」なのです。
 篠山層群は宝の山と言われるほど、これからの発見が楽しみだと言われています。
 息の長い取り組みを続けていきます。

恐竜の化石の骨が展示されており、グレーのスーツを着た男性が熱心に市長に説明をしており、同行している市町長が笑顔で話を聞いている様子の写真
恐竜化石を活用した自治体連携の横断幕の前で、各市町村の市町長が提携証を持って写っている写真