「荒れる成人式 廃止も視野」の記事にびっくり!(市長日記H29.5.9)

更新日:2020年03月24日

 今日、5月9日の神戸新聞の朝刊の第1面に「荒れる成人式 廃止も視野」の記事があり、びっくりしました。
 一体どこのことかと思って読むと、加西市のことで、今年の式典で酒を持ちこんだり、壇上で飲酒し進行を妨害したりする新成人がいて、あり方を見直すとのことでした。

 篠山市はどうかと言うと、今年など私語もなく、本当に良い式でした。嬉しい限りです。
 確かに、10年以上も前はざわついたりしていたこともあって、大きな声の踊りとか太鼓とかで私語を慎まざるを得ないようなアトラクションが多かった時もありました。
 しかし、ここ10年位、本当に良くなりました。
 新成人の実行委員が企画し、今年は自分たちで作ったビデオの上映や中学校時代の恩師の先生のスピーチなどで盛り上がりました。

 市長あいさつも、いろいろ考えているのです。
 ふつうの話ではやはり聞いてもらえないと思うので、何年間か水戸黄門ちゃまの寸劇を交えていました。しかし今の新成人は黄門ちゃまを知らないのです。
 「控えおろう、このお方をどなたと心得る、先の副将軍水戸光圀公さまである…」と言って登場しても、みんなこれは一体なんなのかとシラーとしているのです。
 そこで、今年は吉本風にして恋ダンスも踊りました。
 なお、これはおもしろおかしくだけしているのではありません。
 寸劇などを通して、「丹波篠山は良いとこ、みんなで盛り上げよう」としているのです、念のため。

 あらためて、篠山の子ども達、高校生、そして新成人は、良いなあと思いました。

今年の成人式の様子

成人式のステージ上で振袖を着た女性3名とスーツを着た男性、後ろに法被を着た実行委員4名が踊っている写真
観客席で成人式のステージの催し物を見て笑っている着物を着て着飾った成人の写真