篠山大好きで山倉の寄贈(市長日記H29.8.4)

更新日:2020年03月24日

 平成28年4月、三木市の東洋物産工業株式会社(代表者 礒野 暁男さん)が山倉2棟(建築費で約2850万円)を寄贈されました。

 これは春日神社祭礼で使用する山鉾を収めるもので、魚屋町、下二階町で活用されています。

 この度、この寄贈が認められ、東洋物産工業株式会社が紺綬褒章を受章されました。

 もともとこの会社は、三木市においてヘルメットなど安全用品の製造をされています。

 礒野さんは篠山のまちなみが大好きで、よく観光に来られ、平成14年からは篠山商店街の一角でそば一休庵も営んでおられます。

 この一休庵の近くにある古い山倉が目につき、何とかしたいと思っていただいたのです。

 建築の仕事もしておられ、特に日本古来の建築に関心が高いとのことです。

 城下町のまちなみや、伝統文化を大切にしている篠山市のことを大変評価していただいており、これからも古い建物を再現するなどして、活性化に協力したいと語っていただいています。

女性1名とスーツを着た男性6名が椅子に座りお話をしている写真
紺綬褒章を受章された東洋物産工業株式会社と市長が額に入った賞状を手に記念撮影している写真