当事者の目線で(市長日記H29.8.21)
篠山市藤岡口在住で、関西学院大学在学中の西井 拓海さんが、参議院70周年記念論文で優秀賞に選ばれ、市役所へ報告に来ていただきました。
今回の記念論文は、全国から7,074通の応募があり、西井さんは、その中から12名の優秀賞に選ばれました。
西井さんは、生まれつき脳性マヒで、車いすの生活を送っておられます。篠山養護学校から篠山中学校、その後、寮で自立した生活を送るため和田山特別支援学校に進み、今年の4月から関西学院大学に進学されました。
日ごろから、自分の考えをまとめる訓練をしていて、1日500字の論文を継続的に書かれているそうです。
論文のテーマは、「私が国会議員になったら実現したいこと―私たちが望む未来―」。
西井さんは、車いすで生活している視点から社会課題を挙げ、“障がい者の当事者目線”を政策に取り入れる大切さを訴えておられます。
現在、大学の総合政策学部で地域づくりなどの勉強をされています。
将来は、どんな人になりたいですか?という質問に対して、「人の役に立ちたいです!」と力強く語っていました。
とても頼もしく、心強く感じました。
ぜひ、篠山市のまちづくりを担っていただきたいです。
更新日:2020年03月24日