新たに2件景観重要建造物に(市長日記H29.9.21)

更新日:2020年03月24日

 青山歴史村(北新町)と、旧西垣家住宅(大山上)が、新たに篠山市の景観重要建造物に指定されました。
 平成27年には、旧樋口家住宅(西町)、翌28年には大正ロマン館(北新町)、中西家住宅(日置)、澤山家長屋門(市野々)が指定されています。
 景観重要建造物は、自然・歴史・文化などから見て、地域の良好な景観の形成に重要なもので、その保全と継承を図ることを目的としています。

 青山歴史村は、江戸後期から明治初期にかけて建てられたもので、旧篠山藩主青山家の別邸として整備され、青山家ゆかりの品々や蔵書などを所蔵、公開しています。篠山城跡などと共に一体的な歴史地区を形成している点が評価されました。
 旧西垣家住宅は、大山地区で江戸末期以降に建てられ、林業の大庄屋だった西垣家の男衆が宿泊した納屋、母屋、離れ、牛小屋などがあり、周辺の山林や田畑などの環境も含め、かつての姿を留めた貴重な歴史的景観となっている点が評価されました。

 日本遺産のまちとして、このように歴史的な建物を大切にするまちでありたいと思います。

白い壁とわらの屋根の青山歴史村の入り口の外観写真

青山歴史村

古風な建物の旧西垣家住宅の外観写真

旧西垣家住宅  

屋根の下一面のれんがある、旧樋口家住宅の外観写真

旧樋口家住宅(平成27年指定)

レトロな建物の大正ロマン館の外観写真

大正ロマン館(平成28年指定)

道路から見える、古風な中西家住宅の写真

中西家住宅(平成28年指定)

赤い壁が目を引く澤山家長屋門の外観写真

澤山家長屋門(平成28年指定)