市名変更の今 その2「市民の声を聞け」(市長日記H29.9.16)

更新日:2020年03月24日

 私は反対の立場の方の声の中で、最も納得できないことは、「市民の声を聞け」と言われることです。
 議論はまだまだこれからなのです。今の段階で市名変更を議会に上程しようとしているなら、そのような批判も受けますが、まだ問題提起したばかりだと思っており、これからどのように進めればよいのか、公開討論会、きめ細かな意見交換会、意見公募、アンケートなど思案しているのです。
 私は市民派を自負し、市民が主役の篠山市、ガラス張りの篠山市を心掛けてきました。
 ふるさと一番会議、毎月のこんにちは市長室、おでかけ市長室など、私ほどいろんな声を聞いてまわっている市長はないと思います。
 この6月から8月にかけて、市内20地区でふるさと一番会議をし、ここで市名変更の問題提起をしました。
 月末を除き、月曜、水曜、金曜、土曜の晩にでかけて行き、この期間は特に風邪をひかないように、ヘルペスにならないように気を付け、また、満腹にならないようパンと野菜ジュースでした。それでも出席者は、延べ 1,010人なのですが、市職員を除くと残念ながら約700人ほどなのです。
 ですから、確かに出席されていない方の意見は聞けていません。
 では、どうするのか。これからどうするのかです。
 この「市長日記」も篠山市のホームページのなかで、いちばん人気なのですが、みんなが見られている訳でもなく、市の広報紙をはじめ、あらゆることで努力していくしかありません。