中井君の死を悼む(市長日記H29.9.6)

更新日:2020年03月24日

 神戸新聞の三面で、「一日午後、丹波市春日町池尾の田んぼで稲刈りをしていた公証人の中井 国緒さん(62)=東京都豊島区=が、うつぶせで倒れているのを姉が発見し、胸の骨を折るなどして死亡した。中井さんは丹波市の実家に帰省、コンバインを運転し、作業中に下敷きになった可能性が高い。中井さんは埼玉や福岡の地検検事正、最高検検事などを歴任した。」との記事があり、びっくりしました。

 中井君とは大学生時代、東京の尚志館で一緒でした。尚志館は今もありますが、兵庫県出身者の学生寮で、二人一部屋、一緒に勉強したり、遊んだりお酒を飲んだりします。
 比較的安価で夕食もついており、同じ県人ばかりですので、関西弁丸出しですし、さみしくもありません。
 もとはと言えば、篠山藩の青山家が、篠山から上京する青年のためにつくられたものです。
 中井君は柏原高校出身で、早稲田大学法学部でしたので、はじめたばかりの法律の勉強も共にしたものです。
 昭和53年、同じ年に司法試験に合格し、修習も同期でした。
 検事になられてからは、各地に赴任され活躍、確か陸上部出身で、何事も積極的でした。

 実家に行かせていただきましたが、東京に戻られたとのことでした。
 心からご冥福をお祈りします。