また会う日まで(市長日記H30.10.12)

更新日:2020年03月24日

 本日、市議会で10月16日付の退職を認めていただきました。
 勢いよく退職の申し出をしたものの、「健康保険証を返して欲しい」「給料はこれまで」など、厳しい現実を感じています。
 考えてみれば、市長はいつまでも続くものではなく、市民の皆さんの信頼あればこそです。

 この4年間を振り返ると、順調に前進していると思います。
 平成27年にはデカンショの息づくまちとして日本遺産第一号、ユネスコ創造都市加盟という、将来への大きな礎(いしずえ)を得ました。
 平成29年には、丹波焼で二つ目の日本遺産、全国景観モデル都市にもなりました。
 味間こども園、多紀こども園着手、病児保育開設、こども発達支援センターなど、子育て施策は大きく充実しました。
 また、全国モデルとなる原子力災害対策として安定ヨウ素剤配布、サル、シカの適正数管理を中心とする鳥獣害対策は大臣表彰を受け、また、丹波の森構想に基づくふるさとの森づくり、川づくりなども進めました。
 今年はささやま医療センターの存続も決まり、岡本病院との連携着手、公共交通も見直しました。

 しかし、この前に大きく立ちはだかっているのが、市名変更問題です。
 住民投票と市長選挙の日程は、11月18日と決まりました。
 私は何としてもきちんと解決し、市政を前進させたいという一念です。
 市民同士が批判しあうこと、これを政治的な争いにしようとすることなど、もうやめにして前に進みたいのです。
 そのために、初心に戻り、全力で戦っていきます。
 多くのマスコミに取り上げていただくなか、全国から篠山市民が注目され、市民の真価が問われます。
 必ず成立させ、そして賛否の議論を乗りこえて「丹波篠山」として未来に大きく飛躍しましょう!

 この「市長日記」も16日で終わります。
 ありがとうございました。
 また会う日まで!

市長が篠山市と書かれた壁の前で右手を上にあげて、笑っている写真