丹波篠山市場が開場(市長日記H30.10.3)
丹波篠山市場が10月1日から、新たな卸売市場として営業が始まりました。
丹波篠山市場の最初の取引となる「初競り」では、丹波栗や住山ごぼうなど丹波篠山の特産が並び、威勢の良い声で次々せり落とされていきました。
初競りの最後を飾ったのは、丹波篠山を代表する食材「松茸」です。取引結果は620グラム155,000円の値段で、市内の老舗料理旅館「近又」によって競り落とされました。
篠山市では、地方卸売市場「株式会社篠山魚市場」で、せりが行われていましたが、会社の都合により3月をもって廃止され、市内の農業者の出荷先が無くなっていました。
農業者や仲買人の皆さんは卸売市場を再開するため、丹波篠山出荷協議会の設立や、卸売市場運営会社の設立などに尽力され、ようやく市場の開場にこぎつけられました。
卸売市場の歴史は古く、寛延年間(1748年~1751年)に創立され、古くから伝統ある丹波篠山の食材を提供されてきました。今後も、卸売市場が皆さんの手で引き継がれていくよう期待しています。
床に網の袋に入った栗が置かれていて、それを20名ほどの人達が囲んで見ている写真 拡大画像 (JPEG: 92.2KB)
中央には箱に入った松茸が置かれその周りに人が集まり写真を撮ったり松茸を眺めている写真 拡大画像 (JPEG: 74.8KB)
丹波篠山市場開場式と書かれた紙の貼られた壁の前で男性が松茸の箱を2箱持って笑っている写真 拡大画像 (JPEG: 78.6KB)
更新日:2020年03月24日