第14回篠山市展(市長日記H30.11.28)

更新日:2020年03月24日

  篠山市展は本年で第14回を迎え、市内はもとより市外からも多数出品いただくようになり、5部門で280点のご応募をいただきました。審査員の先生も「作品のレベルが年々上がってきている」と話されています。
 また篠山市民の皆さんが気軽に参加いただけるようにと、一般募集とは別に募集した市民作品にも14点の作品を出品いただき特別展示を行いました。

 その表彰式が11月25日(日曜日)にあり、各部門の上位3席の方の表彰に加え、篠山をテーマにした優れた作品を出品された5名の方に「篠山ユネスコ創造都市特別賞」が授与されました。

 河合賞(最優秀賞)は、彫刻工芸部門の宇杉 昭信さんの「二重奏・風の音」が選ばれました。座ポーズの女性像で、片手を耳にあて風の音に耳をそばだてている仕草が何とも愛らしく、ブロンズ風の着色が明るく爽やかな印象を感じさせる作品です。

 市展賞と市内の入賞者は次のとおりです。

彫刻・工芸

 河合賞(最優秀賞)

 宇杉 昭信 篠山市 『二重奏・風の音』

全裸の女性がべたん座りをして、右手を耳に当て風の音を聞いているような彫刻工芸の作品の写真

絵画

市展賞(洋画)

池上 太 丹波市 『平成の終わりに』

屋外の工場の様子で、階段が作られており、ベルトコンベヤーのようなものや、大小の歯車が設置されている様子の絵画の作品の写真

優秀賞(洋画)

田中耕治 篠山市 『古希を過ぎ、彫刻に挑戦』

メガネを掛け、青藍色のジャンパーを着た古希を過ぎた男性が、椅子に座っており、右手に彫刻刀を持ち、左手で女性の上半身の木彫りの置物を持っている様子が描かれた絵画の作品の写真

奨励賞(日本画)

亀井 佳練 篠山市 『実り』

沢山のトマトが実っている様子を淡くやさしいタッチで描いている日本画の作品の写真

市展賞

辻岡正代 篠山市 『星落ちぬ』

長方形の額に入っており、草書で書かれた「星落ちぬ」の作品の書の写真

優秀賞

西垣輝石 篠山市 『蝉』

長方形の額に入っており、力強く書かれている「蝉」の作品の書の写真

奨励賞

酒井 守 篠山市 『面南見北斗』

透明のガラスケースに入れられている、赤い朱肉で印が押されており、 篆書体(てんしょたい)で書かれた文字が写っている「面南見北斗」の作品の写真

写真

市展賞

永井郁夫 丹波市 『節分の日』

紫色の幕に菊花紋章が入っており、その前にしめ縄があり、紫の幕の下から、白いおかめのお面を被った3人の人が顔のぞかせている写真で「節分の日」という題名の作品の写真

【盆栽】

市展賞

廣瀬昌之 丹波市 『五葉松』

鉢植えの盆栽が台の上置かれており、幹の根本が二股に分かれて緑の葉をつけている松と右側に小さい鉢植えの盆栽が置かれている「五葉松」という題名の盆栽の作品

奨励賞

小山辰彦 篠山市 『山懐(真柏・ロウヤ柿)』

足の高い台の上に幹が曲がりくねった松の盆栽が置かれており、右かわには、白い幹に赤い実のなっている盆栽が置かれている「山懐(真柏・ロウヤ柿)」という作品名の写真
第14回篠山市展表彰式の横断幕の前で、受賞者が並んで座っており、2列目の中央に市長が立っている集合写真