篠山市における外国人支援(市長日記H30.12.19)

更新日:2020年03月24日

 今、外国人労働者の受け入れが議論されていますが、篠山市の現状をお知らせします。

 篠山市内には、11月末現在で762人の外国人住民が在住されており、昨年同時期の623人に比べて139人増となっております。
 その内、最も多いのはベトナム国籍の方で258人、続いてブラジル国籍の方で180人です。
 増加要因は、介護福祉士養成学校「篠山学園」の開校に伴うベトナム人留学生と、市内企業、事業所への就労です。

 そこで篠山市においては、市内企業で就労する外国人やその家族、外国人留学生などに対して、安心して生活していただくためにガイドブックを作成し、緊急・災害時の対応や市役所での証明・届出関係、また子育てや教育、医療機関などを丁寧に解説し、市内での生活に役立てていただいているところです。
 また、篠山市内には「NPO法人篠山国際理解センター」があり、外国人のための日本語教室をボランティア支援者により20年前から実施しています。
 そこでは、単に日本語を教えるだけでなく、生活していくための日常会話や仕事で必要な上司や仲間との会話、日本の文化や地域を知ることで友達をつくる居場所にもなっています。

 このように篠山市では、外国人の方が家族とともに定住いただいても生活しやすい環境を整えるよう努めています。
 また、篠山市の企業、事業所も外国人をきちんと雇用環境を整えておられます。
 篠山市は外国人にとっても、生活しやすいと言っていただいています。

10名ほどの外国の方々が2人ずつ椅子に座って話をしている写真
外国の方達がキャベツを切って料理を習っている写真
にほんごきょうしつうりぼうと書かれたホワイトボードの前で5人の外国の女性の方が笑顔でピースをしている写真