いろんな取り組み(市長日記H30.12.25)

更新日:2020年03月24日

 この年末に篠山市のいろんな取り組みのまとめでもあるセミナーやフォーラムが続きましたので紹介します。

(一)丹波篠山いきもの48セミナー(12月9日)

 自然を大切にし、いきものとの共生をめざすものです。
 特に注目すべきは、篠山東雲高校自然科学部の皆さんから、水路に落ちたカエルが脱出できるコンクリート水路の開発について発表いただいたことです。
 市販のコンクリート製U字溝の内側をモルタルで加工し、スロープと凸凹をつけた「しののめ水路」の開発に取り組んでいます。
 篠山市でも、農業者の方々の理解を得ながら生態系に配慮した水路整備を進めていますので、さらなる研究を期待しています。

(二)景観フォーラム(12月16日)

 12月17日付のこの市長日記で発表した、景観写真コンクールの表彰審査員長の田中 良成さんの講評をいただきました。
 また、福住と立杭を中心に、景観を生かしてツーリズムの期待が大きい事を知りました。

(三)獣がいフォーラム(12月14日)

 「獣害」を「獣がい」との表現にしました。
 これは全国初です。
 野生動物は害悪ではない、地域の魅力の一つととらえ、被害防止、ジビエ、これを通じ地域や人々の協力、活性化を図るというものです。
 長野県の下伊那農業高校をはじめ、全国から200人の参加がありました。

(四)障がいのある方の支援フォーラム(12月9日)

 細見 頼子さんから、これまでの障がい者支援の取り組みが報告されました。
 「篠山市誕生後の平成14年、篠山市障害者総合支援センターが開設、小規模作業所も次々に開設された。ここ10年の間に、相談、短期入所、就労、地域活動、グループホーム、居宅介護、重度訪問介護など、サービスが充実してきた。」
 「すぎもとボーン・クリニークの杉本先生が帰篠され、障がいの重い人たちの支援も進みつつある。」
 「障害者が自立すれば、皆が元気になる。とっておきの音楽祭、応援よろしく」
とのことでした。

(五)食育推進(12月23日)

 栄養士会、いずみ会、歯科医師会、歯科衛生士会、篠山東雲高校、農業委員会など、食にかかわる多くの方にご参加いただき、試食だけでもお腹がいっぱいになりました。
 実践発表では、京都から篠山市の筱見に移住してこられて、ささやま暮らし開き「風味里(ファミリー)」を立ち上げている加古佳与子さんから発表がありました。
 「篠山市はきれいなところ。野菜がおいしいと初めて思いました。お米もおいしい…こんな良いとこはありません。好きやねん!」
と盛り上げていただいています。

モニターの前に30名ほどの子供たちが立っていて、スーツ姿の大人達が座って見ている写真

丹波篠山いきもの48セミナー(12月9日)

丹波篠山の景観ツーリズムと書かれた幕の横にモニターがあり、その前でマイクを持った男性が聴衆の方達に話をしている写真

景観フォーラム(12月16日)

10名の大人や学生たちがモニターの前に座っていて、左はじの女性がマイクで話をしている写真

獣がいフォーラム(12月14日)

テーブルに料理がならべてあり、その横で市長や、他の参加者達が縦に並んで踊っている写真

獣がいフォーラム(12月14日)の交流会で、全国からお越しの皆さんと、デカンショを踊り盛り上げました。

左にモニターがあり、その右にある演台で男性が立ちながらマイクで話をしている写真

障がいのある方の支援フォーラム(12月9日)