Joshin(ジョーシン)の色あい(市長日記H30.3.16)

更新日:2020年03月24日

 先日、丹南篠山口インター付近にJoshinの大きなお店が開店しました。
 その看板の色あいは派手な赤色が中心です。
 景観モデル都市に選定され、景観計画を定めている篠山市にとって、インター近くであるとは言え、あれが認められるのかといったご意見が寄せられています。
 結論から言えば、現在の篠山市の屋外広告物条例の第2種許可地域の基準でいくと、あのお店は道路から100メートル以上離れているために、基準に適合しています。

 道路から100メートル以上も離れていれば、あんなに目立つような事となるとは想定していなかったものです。
 従って、今後このような場合も含めて、今一度、基準の見直しが必要だと思います。

 このことを知ってから、Joshinの社長さんとお話をして何とか赤と白を反転させて欲しいとお話しましたが、聞き入れていただけませんでした。
 それはJoshinさんが悪いわけではなく、考え方が違うからだと思います。
 Joshinさんとすれば、条例に合うのであれば、やはりどこのお店も統一した、赤を中心とした色でお客さんに強くPRしたいのです。
 白を中心にしてほしいのであれば、京都市や奈良市のように、そのように定めてほしいとのことでした。
 篠山市からすれば、篠山市にあるお店なのですから丹波篠山の玄関にふさわしい、落ち着いたものにしていただきたいのです。

 これまでから、篠山市に立地される「コスモス」「ローソン」について、かなり配慮をしていただいたり、「王将」「すき屋」についても赤の色の彩度を落としてもらっているのです。
 今回の件は残念ですが、今後の景観づくりに生かしていくしかありません。

コスモスの例

茶色と白の外壁に赤い文字の看板の建設途中のコスモスの建物の写真
白地に赤い文字で「ディスカウントドラッグコスモス」と書かれた看板の写真

ローソンの例

ローソンのロゴマークの下に、たばこ酒ATM、MACHI cafe、と書いてある看板の写真
白と黒の外壁で新装開店のお花が店先に飾ってあるローソンの写真