8月1日から「医療・介護 まちかど相談室」がスタート(市長日記H30.7.27)

更新日:2020年03月24日

 ある薬剤師の方のつぶやきがきっかけで始まりました。それは、「薬局にお薬をとりに来られる方の中に、介護の相談や認知症の相談、お金の相談をされることがある。薬剤師としては十分な対応をすることが出来ず困っている」と言う内容でした。
 そこで、篠山市では、平成23年度から市役所第2庁舎1階に開設し、市民の皆様から福祉に関する相談を年間400件近く対応しています「ふくし総合相談窓口」につないでいただくことで、薬局に相談に来られた方の悩みや不安対して、できるだけ早く対応することができるようにするために、篠山市薬剤師会と協定を結び事業を実施することになりました。

 篠山市薬剤師会のご理解と市内の16の薬局のご協力により、7月26日に「篠山市と篠山市薬剤師会との相談窓口連携事業」の協定締結式を執り行いました。
 8月1日からは、協力薬局として登録いただいた市内16の薬局のカウンターに「医療・介護まちかど相談室」の上り旗が設置され、薬局を訪れた方からの相談ごとを、相談者の同意を得て、ふくし総合相談窓口へ連絡いただくことになります。
 連絡を受けた市は、相談された方に連絡をさせていただき、関係機関と連携しながら必要な医療や介護・制度等に早期につなげられることにより、安心して暮らしていただけるように支援していきます。

 悩み事をひとりで抱えず、誰かに相談することで何か光が見えてくるものです。
 市民の皆様もご協力いただく薬局の皆様も、ひとりで抱えこまず、お気軽にご相談ください。

白衣を着た医療従事者3名が椅子に座り、1人が立ち話をしている写真
医療従事者、市長がテーブルを囲み話し合いをしている写真
医療従事者、市長がテーブルを囲んで座り、1人の男性が立って話をしている部屋全体の様子を写した写真
参加者と市長での協定締結式後の集合記念写真