「市名変更が絶対に必要なワケ」(市長日記H31.1.18)

更新日:2020年03月24日

平成31年1月18日 

「丹波篠山市」までおよそ100日前となる1月16日、テレビでおなじみの岸博幸さんをお迎えしての講演会、そして熊谷奈美さん(タレント)、南条好輝さん(俳優)、ちめいど(歌手)の丹波篠山ふるさと大使にも参加していただいての100日前イベントを行いました。
 寒い夜でしたが、多くの市民の皆さんがつめかけ、会場は満杯で、期待の高さを感じます。

 岸さんは、「市名変更が絶対に必要なワケ」と題し、お話をされました。
 この題目は、岸さんがみずからつけてくれたものです。
 「『篠山市』だと、東京やそれより東の人は誰もわからないが、『丹波篠山』だと、ある程度知られている。ブランディング、地域の生産性を高めるには、まず何よりその存在を知ってもらう必要があるので、変更には大賛成だ。
しかし、名前だけではない、地域の宝をみがくこと。ヨーロッパを見ても、文化と環境を再生することで活性化している地方都市がみられる。スペインのバスク地方のビルバオは、昔からの鉄鋼業がダメになったので、バスクの昔を再現、川を美しくしたり、バスク様式のまちなみにした。フランスのストラスブールもそうだ。丹波篠山も非常に大きなポテンシャル、強みが沢山ある。農業が強い、お城やまちなみ、農村の風景もすばらしい、文化と自然環境もある。これらは外国人が大変喜ぶものばかりだ。古民家、ホタルなど、地元の人には関心がなくても、外の人は喜ばれるもの。外の人が何を求めるかを考えること。農業は成長産業です。地域の宝を生かせば、ヨーロッパの活性化したまちのように、しっかりやっていけます。
5月1日は第一歩にすぎない。市名に反対された方も、反対理由をぶつけ、共に取り組んでいく事です。」

 ふるさと大使からは、市役所だけでやるのではない、市民みんなですすめればきっとうまくいくとの激励もあり、最後にみんなで声をあわせました。

右手にマイクを持ち壇上で講演されている岸博幸さんの写真

岸さん

丹波篠山市のふるさと大使のタスキを肩にかけて右手にマイクを持ちステージ上でトークを行っている南条好輝さんと熊谷奈美さんの写真

南条好輝さん、熊谷奈美さん

丹波篠山市のふるさと大使のタスキを肩にかけてステージ上でギターとタンバリンを手に歌っているちめいどの2人の写真

ちめいど

ふるさと大使4名が市長の両脇を挟んで一列に並び右手をグーにしてポーズをとっている集合写真
関係者たちがステージ上と下に立って右手を高く上げて叫んでいる写真
市民で埋め尽くされた会場内の客席の写真