神戸ビーフと丹波篠山牛(市長日記R1.12.6)

更新日:2020年03月24日

神戸ビーフを偽っている例が国内外で多いと新聞で報じられました。丹波篠山市の誇る「丹波篠山牛」も一定の品質を備えたものは「神戸ビーフ」や「但馬ビーフ」となりますし、「丹波篠山牛」として売られる場合もあります。「丹波篠山牛」も県内外から高い評価をうけ、海外にも輸出されている丹波篠山を代表する特産品のひとつです。
他県の産地と比べても歴史は長く、市内畜産農家は高い飼育技術を持っておられます。
先日「丹波篠山市肉牛共励会」が神戸市中央卸売市場西部市場で開催され、出品された肉牛35頭のすべてが神戸ビーフの認証を獲得するという快挙を達成しました。
これは市内の畜産農家が丹精込めて育て上げた枝肉(牛肉のかたまり)が出品される共励会で、今年は8戸と篠山東雲高校から35頭が出品されました。
これだけの頭数が一度に出品され、そのすべてが高い格付けとなることは少なく、今回の共励会では改めてその高い飼育技術が証明されました。
最優秀賞を獲得されたのは溝口恒平さん(郡家)が出品された枝肉で、重量、色つやも素晴らしいものでした。優秀賞に前田徹さん(日置)、木村誠宏さん(大熊)。
また、本年10月24日の兵庫県畜産共進会で田中久工さん(味間奥)が全体2位にあたる最優秀賞一席を、11月10日の全国但馬牛枝肉共進会では全体3位にあたる最優秀賞二席を東門昭喜さんが受賞されるなど、素晴らしい成績が続いています。

第四十四回丹波篠山市肉牛共励会のパネルの下でトロフィーをもって笑顔で立つ男性の写真
酒井市長から大きなトロフィーを受け取る男性と見守る椅子に座り拍手をおくる数人の男性