市内産科の充実に向け方向性(市長日記R1.12.24)

更新日:2020年03月24日

12月21日、6回目の市民を交えての検討会を開催し、大きな方向性を出しました。
1つは、すぐにも取り組むこととして、来年4月から「お産応援119(仮称)」として出産の兆候がはじまるなどで病院に行くときに、救急車を利用できることとします。
市民の方や里帰り出産をする妊婦とし、事前登録をしていただくことによってあらかじめその方の住所や出産予定の医療機関を把握しておきます。
もう1つは、バースセンター(仮称)です。
助産師が中心となって施設を運営し、助産師による分娩か近隣の医療機関での出産に助産師が立ち会うかを選びます。
また、産前・産後ケアを充実させるなど、ひとりひとりのお母さんに丁寧に寄り添います。
妊婦検診は、医師と助産師が分担して行います。
ただし、ここでの分娩は正常に経過している方に限られます。
検討会では、多くの女性の委員がこのような施設が必要だということでほぼ一致しました。
ただし、医師会の先生方からは医師や病院との連携が特に大切であるとご指摘頂きました。
今は、実現に向け、場所や医師、病院との連携など検討を始めます。
初めの頃はどのように解決していけるか全く先が見通せませんでしたが、やっとのことで大きな方向性が見えてきました。
丹波篠山らしいあたたかな出産や子育てに向け、さらに取り組みを進めます。