川代トンネル完成(市長日記H31.3.26)

更新日:2020年03月24日

 篠山市内から丹波市山南町を結ぶ主要地方道篠山山南線川代トンネルが、3月23日に開通しました。
 場所は清掃センター入口付近から川代公園の間が特に見通しが悪く幅員も狭隘で、大型車が進入すると普通車でもすれ違いが困難な所でした。
 また、特に平成18年に発生した大規模な山腹斜面崩壊により、約10か月間の全面通行止めとなり、交通難所解消のため早期のバイパス整備が望まれていました。

 この完成しました「川代道路」は、事業延長が1,720メートルで3つのトンネルと2つの橋梁で結ばれており、篠山側の1号トンネル工事で掘削した1億1千万年前の地層「篠山層群」から、植物食恐竜のネオケトラトプス(角竜類)の頭部の骨を中心に16点の化石が報告されており、トンネル入り口のレリーフが設置されています。

 平成22年度の工事着手から、長い間地道なお取り組みをいただいた兵庫県や地域の皆さんに心から感謝いたします。
 開通式には丹南中学校吹奏楽部の皆さんの演奏で華を添えていただきました。

紅白の幕の前で市長が参加者達へ話をしている写真
市長と7名の男性達がトンネルの入り口でテープカットをしている写真
白バイとパトカーがトンネルの中へ入ろうとしている写真