新しい風 イノベータ―ズスクール(市長日記H31.4.10)

更新日:2020年03月24日

 篠山イノベータ―ズスクールの4期生の修了式がありました。これは、農村で夢や仲間や資源を見つけ、しごととしていくために神戸大学と連携のもと開講されたビジネススクールのことです。篠山で起業したり、移住する人を増やすことを目的として、いろいろな講座を開催しています。場所はJR篠山口駅の建物内にあります。

今回の4期生は10代から70代までの33名、中には赤ちゃんを抱っこしながらも受講されている方もおられました。

修了式では、それぞれがこの1年に学び考えた夢や企業について発表されました。自宅から見える篠山の景色が美しいことから、喫茶店や雑貨販売などを家族で一緒に計画している方、バイクライダー向けの宿泊施設を作りたいと考えている方、キャンプ場を作っている方、カレー店の経営に向けて修行をしている方、プログラミング教室の運営などいろいろな夢を持っておられます。

この修了生が市内各地で様々に活躍されている姿がよく目につくようになりました。

篠山タータンという新しいブランド商品(布地)を開発された方、認定農家となられた方などこれまでの修了生88人のうち22人が何らかの起業をされています。

若い人、特に女性の活躍が目につきます。

若い人がめざす夢は、従来のように大きな会社、安定した仕事先を見つけることばかりでは決してないことを実感します。

間違いなく丹波篠山の新しい風となってきています。

スクリーンを使った授業を受けている生徒を後ろから見た写真
スクリーンの横で、市長がマイクで話していている写真