ファブリアーノ(その2)(市長日記R1.6.19)

更新日:2020年03月24日

 市長ミーティングでの発表を見てください。私は同じ姿勢で、同じ方向を向いて話しています。しかし、ヨーロッパの人達は前へ行ったり後ろへ行ったり、右や左へと動き回られ本当に活動的でした。

 今年は、この4年間の取り組みをユネスコに報告しなければなりません。総会への出席、関係国との交流と連携をはじめ、食と器や丹波焼のプロジェクト、日本遺産のまちづくり、後継者の育成プログラム、認定後の状況の変化などを整理して次につなぎたいと思っています。

 空港のあるローマは、古代ローマ帝国の都からはじまり、キリスト教の巡礼地として発展し、ルネサンス美術、バロックの建築が美しく「永遠の都」といわれ、また列車で2時間のところに「花の都」フィレンツェがあります。

 あまりの美しさに感動し、涙し、立ちすくむ人もありました。上ばかりを見ていると足元が見えず、ちょうどその地面に絵画が並べて売ってあり、「お前が踏んだんだ」と言われて絵を買わされることもあるそうです。

 私は今回のファブリアーノ行きでイタリアの鉄道に詳しくなりました。日本ほど本数がありません。ローマからファブリアーノの特急は2~3時間に1本です。それから大体は時間どおりですが平気で遅れることもあり、乗り継ぎが予定通りできません。明るくおおらかな国なのですが、チケットを自動検札機に通しておかないと罰金です。

 それから、イタリア人には私のような頭の人が比較的多く、市民権を得ているかどうかは知りませんが、少し意を強くしました。

 この4年間で顔見知りの国の人もできました。担当の小山君は、積極的にいろんな人達との交流に取り組んでいましたし、小林秘書は笑顔で会話して、世界中の人からも好感を持たれていました。

イタリア大統領が壇上で話をしているのを聞いている3名が立って拍手している様子をカメラマンが撮影している写真

イタリア大統領

舞台の下で演奏が行われている様子を見ている人々を上から写した写真
舞台に設けられた席でヘッドホンをつけた市長らが話を聞いている写真

市長フォーラム

舞台に座っている人々と全体の様子が客席側から撮影されている写真
法被を着た市長が舞台で発表していて舞台内の後方で聞いている人々を写した写真
舞台で法被を着た市長が話しているのを後ろで聞いている人々とその様子がスクリーンに映し出されているのをカメラマンが撮影している写真
法被を着た市長を真ん中に小山さんと小林秘書が記念撮影している写真
市長と小林秘書らが他の国の方と庭園で一緒に記念撮影している写真
丹波篠山のパンフレットがテーブルに並べられている写真
ファブリアーノ市長と市長フォーラム司会者が丹波焼を持って市長と小林秘書と一緒に記念撮影している写真

ファブリアーノ市長(左)と市長フォーラム司会者

アンギャンレバン市副市長が市長の右肩に手をのせ、小山さん、小林秘書の4人で一緒に記念撮影している写真

アンギャンレバン市副市長(フランス)

イタリアの街を歩いている後ろに丹波篠山とかかれた法被を着た市長を後ろから写した写真
絵が飾られている会場で椅子に座って話を聞いている人々の写真
ピンクに近い色の外壁、真っ白の外壁の建物が並びところどころに飾られた旗がなびいているイタリアの街並みの写真
イタリアの美しいグレーのお城のような建築物の前にたくさんの人達が集まっている写真