丹波篠山いきもの48米(市長日記R1.6.14)

更新日:2020年03月24日

 丹波篠山市産のコシヒカリの美味しさや品質を活かしつつ、自然環境や生きものにも配慮した栽培方法について、モニターの皆さんの協力や意見をいただきながら、市内の多くの農業者が取り組みやすい栽培方法を検討していきます。

このお米を丹波篠山いきもの48米と名付け、下流域に配慮した丹波篠山農業の推進に取り組みます。3河川の源流にあるため、富栄養化を防ぐとともに、健全な水資源を確保します。そのため、化学肥料の窒素成分が5割低減し、農薬も5割低減します。

また、生き物に配慮した丹波篠山農業の推進に取り組みます。農の都で、農業によって多様な生き物を育んでいます。そのため、水田のオタマジャクシがカエルに変態し、赤とんぼが幼虫のヤゴから羽化するまで待って水田を乾燥させる「中干し延期」を行います。

本年度は市内48農家により試行的に行っています。多くの農家の方が意欲的に取り組んで頂くことになり、頼もしい限りです。これにより丹波篠山ブランドをさらにアップさせます。