ホテル「ルートイン」更に景観に配慮(市長日記R1.8.22)
河原町通りの入り口に位置するJRバス所有地に建設計画が進められている、ホテル「ルートイン」。市のまちづくり審議会で景観配慮を求める意見があったりしたことから、事業者に対し更なる景観配慮を要望していました。
ルートインにおいて、下のパース図面のように変更したい旨の申し入れがありました。
1階、2階について現状の道路境界より4メートル、3階について8メートルの壁面後退。1階は、瓦屋根の軒屋根を設ける。
窓面を細格子で覆う。
1階レストランのガラス面を拡大、細格子を設け、露地にベンチを設置する。
駐車面積を削減し、その分植栽帯をされに緑化し、外周に瓦屋根ののった塀を設ける。
以上のような配慮により、部屋数は採算いっぱいのところですが、119室から105室に減じ、全国のルートインの中でも「丹波篠山モデル」にしたいと語っていただいています。
その結果、8月10日のまちづくり審議会においては、「すばらしいものとなった。はやくできてほしい」「気安く泊まれるホテルは市民の希望」「地域の者は期待している」などの賛成多数でこの計画が承認されました。
まだ、審議会の意見書が提出されていませんので明らかではありませんが、一部賛成できないとの意見もありましたので、これについては今後に生かしたいと考えます。
市役所内部の政策会議では全会一致で承認され、また景観の専門家の先生にもご意見をお伺いしましたが、「かなりの配慮で改善されており、評価できる、許可できるレベルになった。丹波篠山をしっかり見ていただく観光客の誘致につながる。ここまで対応をしてくれる事業者は少ない」とのご意見を頂きました。
従来の計画
ホテル「ルートイン」従来の計画の完成予想図 拡大画像 (JPEG: 50.1KB)
更新日:2020年03月24日