丹波篠山ジェノベーゼ(市長日記R1.9.5)

更新日:2020年03月24日

 2年前に大阪から市内の今谷集落に移住して来られた井上 富子さんが、ご自宅で栽培された新鮮なバジル(イタリア料理などに用いる香草)を使ったジェノベーゼ(バジルにマツの実、・ニンニク・チーズ・オリーブオイルなどを加え、よくすりつぶした調味料)を商品化して、販売を始められたということで、試食にお招きいただきました。

この「丹波篠山ジェノベーゼ『翠』(みどり)」は、井上さんがもともとお料理好きで、ご家族や友人にふるまっておられたところ好評だったため、食品の販売許可の認定を受け、今年7月から京都や大阪のマルシェで販売されたところ、100個以上も売り上げておられるそうです。

このジェノベーゼソースは、ご自宅栽培のバジルはもちろん、他の食材もオーガニック(有機栽培)で、高級なオリーブオイルや天然の岩塩など調味料にもこだわっておられます。

試食させていただいたところ、とても香りが良く、野菜やお肉、お魚や卵など、どんな食材に付けても美味しくいただけるものでした。

また、井上さんは、自然豊かな丹波篠山に魅力を感じてご家族で引っ越して来られ、今谷の自治会長さんや近所の方に親切にしてもらって、とても楽しく過ごしていると仰っていました。きれいな空気や食べ物のおいしさ、人の温かさなど、外から来て気付くことがたくさんあるので、これから移住を考えておられる方に、丹波篠山の良いところをどんどん伝えていきたいとのことです。

特に、丹波篠山は大阪の北部や京都から「とても近い」ことのPRや、空き家を手軽に借りられるようにすればよいというご提案もいただきました。

こんなに意欲的な方に移住していただき、畑地区やまちの活性化に大いに期待しています。

バジルをミキサーにかけてジェノベーゼソースを作ろうとしているエプロン姿の井上さんの写真
肉・魚・野菜・卵・パンなどが一つの皿に盛り付けられている横にジェノベーゼソースが置いてある写真
エプロン姿の井上さんが料理を前に市長らに説明をしている写真
商品化され容器に入った丹波篠山ジェノベーゼ「翠」の写真