タマル産科との協議を尽します(市長日記R2.6.23)

更新日:2020年06月23日

令和2年6月23日

昨日(6月22日)のこの市長日記で、マイ助産師ケアセンターの予算の取り下げについて報告しました。この解決にむけてタマル産婦人科の生川医師と協議を尽くしたいと考えています。

生川医師のご提言は、

  1. マイ助産師ケアセンターは民業圧迫になるので白紙撤回。
  2. 産科充実に向けての検討会のメンバーの総入れ替え、会議の中止。
  3. 兵庫医大の助成を削り、タマル産科に助成。

をあげておられます。

1.マイ助産師ケアセンターについて

市民を交えての産科充実に向けての検討会において、昨年5月から1年かけて検討を重ねたものです。マイ助産師は妊婦に寄り添い産前産後のケアをするもので、ここで分娩するものではありません。全国に胸を張れるものと考えています。出産前の定期健診は予定していませんし、タマル産婦人科の運営に支障のないよう配慮します。

2.の産科充実にむけての検討会について

昨年春まで、ささやま医療センターでご活躍を頂いていた池田先生にご意見を伺いながら進めてきました。今後、ご要望どおり、そのメンバーに生川医師に入って頂くことをお願いしたいと考えます。

3.の兵庫医大への助成を削り、タマル産科への助成について

生川医師からは、「市に産婦人科の医者がいるということは大変恵まれたこと、丹波市なら開業するだけで1億円の助成がある。兵庫医大や救急を担う病院は多くの助成を得ている。」とのお話があり、「助成はどれ位を考えておられますか。」と問うと、「救急の助成と同じ位。」とされました。救急は3病院で年9000万円となっています。早急に兵庫医大の太城理事長とお話をしますが、削減が難しい時は市において助成を検討することになります。

私が昨年9月に生川医師とお会いしお尋ねした時に頂いたご要望により、妊婦健診の費用の10万1000円を12万円に上積みし、又、一般不妊治療の費用の助成をもうけました。

タマル産科は大切な分娩の場所ですので配慮を尽くしたいと考えますし、又、市全体のことも大切に考えて頂いて、是非、よい解決を見い出すべく協議をしたいと思います。

今日は、ささやま医療センターの産婦人科医の田中先生とお会いし、これからのご協力とご活躍をお願いし、快く応じて頂きました。

明日は兵庫医大に行ってきます。