断水、危機一髪(市長日記R3.1.12)

更新日:2021年01月12日

令和3年1月12日

寒波が到来し、この3連休には大変厳しい寒さが丹波篠山市を襲いました。

市民の皆さんには凍結予防に各戸の蛇口から水を流すなど対策をとっていただいたにもかかわらず、水道管や器具の凍結による破損の影響で普段の使用水量より2~3割増加し、市内各所にある上水道の配水池水位が低水位の警報水位を下回る事態となりました。

このため、上水道課の職員による水道管の漏水点検などを10日の夜から実施し、また、翌日の11日には職員の点検と合わせて、西紀北地区や市内東部の各自治会長に協力をお願いして各自治会の公民館や寺社などの施設や空き家など普段無人となっているところでの水道管の破損による漏水が無いか点検と住民の方への周知をしていただきました。県からの受水量を増量するなどあらゆる対処を行った結果、市内の広範囲で断水となる寸前のギリギリの状態から辛うじて断水を免れることができました。

市内では凍結により水が出なかったり、水道管などの破損による漏水発生など日常生活に支障を来たす事態となりましたが、市民の皆さんのご協力と担当部署の尽力により断水を回避できたことに安堵しています。

まだまだ寒さの厳しい毎日が続きますが、市民の皆さんの生活を守る水道を安定してお届けできるよう努めていきます。

大書院の屋根に雪が積もっていてきれいな雪化粧
お堀の水が凍りうっすら雪が積もっている