サル追い払い犬(市長日記R3.5.18)

更新日:2021年05月18日

令和3年5月18日

丹波篠山市のサル対策は全国的にも先進的なものですが、その1つに犬による追い払いがあります。

これまで延べ40頭が認定され、現役では16頭が活躍しています。

 

5月13日に、大上の竹本さんが飼われているピート(オス・4歳)をサル追い払い犬に認定しました。認定するには、犬がサルを追った後ちゃんと帰ってこなければなりませんので、服従訓練などを受け合格しなければなりません。

ピートはグレートピレニーズという犬種で、ピレネー山脈で人命救助する犬だそうで、名犬ジョリーに出てきます。

ですから、大きく力はあるのですが優しい感じです。毛が二重構造になっていて寒さに強く、逆に暑いのは苦手で夏はエアコンのきいた部屋にいるそうです。

 

大上集落のある畑地区は、市内でも以前からサル対策に熱心に取り組まれた地域で、同じ集落で活躍していた「げんき」という犬が亡くなったため、そのあとを引き継ぐことになりました。

ぜひ、他の集落でももっと活躍してくれる犬が増えればと願っています。

 

なお、竹本さんは東大阪から転居されてきました。四季を感じる食べ物や環境が良い丹波篠山暮らしを選んでいただきました。

グラウンドで、新しくサル追い払い犬に認定された犬と飼い主、市長の記念撮影。