-篠山産高生、「丹波篠山の家」を見学!-(市長日記R3.5.19)

更新日:2021年05月19日

令和3年5月19日

四季を通して心地よく快適に過ごせ、周囲の風景にも調和する、地域に適した丹波篠山らしい住宅を「丹波篠山の家」としました。木のぬくもりと安らぎを感じられ、三世代が住み続けることができる、家族の絆を育めるような住まいづくりを丹波篠山市は進めています。

そして、「丹波篠山の里山・田園と調和し、快適で長く住み続けられる木の家づくり」のコンセプトを盛り込んだ「丹波篠山の家」モデルハウスを現在、ハートピア北条団地(細工所)内に建築しています。

 

5月12日(水曜日)、5月14日(金曜日)の2日間に、篠山産業高校電気建設工学科の授業の一環として、同学科の1年生から3年生の生徒の皆さんにこのモデルハウス建築現場を見学いただきました。

モデルハウスの設計者や工事施工業者の方々から説明をいただき、施工内部の構造や電気配線について見学しながら「この柱に記されている記号は何ですか?」「この家の通し柱はどこにあるのですか?」など、普段勉強されている知識を通じ、設計者や工事施工業者の方への積極的な質問があちこちで飛び交う生徒の皆さんの姿がとても印象的で頼もしく感じました。中には「木のにおいってええなあ」とか、「これお金あったら建てて住みたいわ~」なんて言う生徒さんの姿も。

 

見学会の最後には代表の生徒さんから、「今日の見学で、家を一つ建てるのにたくさんの人の手がかかっていることがわかりました。人と人との繋がりにより、このような家ができることが本当にすごいと思いました。」とのお礼の言葉がありました。

 

この施工現場の現地見学を経て、特に3年生の生徒の皆さんは、実際に「丹波篠山の家」のデザイン模型づくりの実習を行われるとのことで、年度末にはどのような丹波篠山の家がデザインされるのかWakuWakuしています。生徒の皆さんの作品は、完成後のモデルハウスに展示させていただきたいと考えています。

 

今回の見学会は、生徒の皆さんに「丹波篠山の家」を知っていただく本当によい機会となりました。このモデルハウスの完成は8月末を予定しており、完成後は現地での見学会も開催します。完成後には市民の皆様にも是非見学いただき、そしてどんどん丹波篠山の里山・田園景観に調和した「丹波篠山の家」を建てていただき、市内に拡がっていくことを願っています。

丹波篠山の家モデルハウス(ハートピア北条団地内建築中:8月末完成予定)

丹波篠山の家モデルハウスの図。白壁で瓦屋根の2階建て。黄色い車が駐車してある。
建築中の家屋前で工事業者の方が説明している。生徒たちは体育座りで聞いている。
建築中の内部を見学している生徒たち。
建築中の内部を見学している生徒たち。