重症化リスク判定装置の導入と自宅療養を支える訪問看護(市長日記R3.9.9)

更新日:2021年09月09日

令和3年9月9日

新型コロナウイルス感染症対策については、ワクチン接種は進んできていますが、「第5波」が到来し、若い世代を中心に感染が拡大する中、早期での対応が求められています。

丹波篠山市では、新型コロナウイルスの患者を受け入れていただいているささやま医療センターに、重症化リスクを判定できる装置「全自動免疫測定装置」を導入し、医療体制のさらなる強化を図ります。この装置により、無症状や軽症の段階で、重症化リスクのある患者と低い患者を短時間で識別し、適切な療養が行える仕組みを整備していきます。

あわせて、自宅療養者を支える「訪問看護ステーション」と「ささやま医療センター」との間で患者情報等が共有できるようシステムの導入を支援し、陽性者の自宅療養を支える体制を強化していきます。

これらを整備する補正予算案については、9月7日、市議会に提案し即日可決されましたので、今後の医療体制維持のためにも早急に取り組んでいきたいと思います。

また、今月1日からは、自宅療養者や退院後の患者と医療機関が情報を共有できるアプリの運用も開始されており、市としてもできる限りの新型コロナウイルス感染症への対策を進めていきたいと思います。

皆様も引き続き感染症予防へのご協力をよろしくお願いいたします。