夏の暑さには早めの予防と対策を

更新日:2020年04月24日

熱中症とは?

私たちの体には、暑くなると抹消の血管を広げたり、汗をかいたりして体温を下げようとする調節機能が備わっています。しかし、この調節機能がうまく働かなくなると、体内に熱がこもり、やがてめまいや不快感、意識障害などの症状があらわれ、命に関わる危険な状態になります。普段から熱中症の予防や症状について覚えておき、対応できるようにしましょう。

熱中症がおこるのは?

熱中症は、炎天下の屋外や湿度の高い室内にいるときなどに起こります。

熱中症がおこりやすい環境

  • 気温が高い、湿度が高い
  • 急な気温の上昇
  • 風通しが悪い
  • 日差しが強い

熱中症になりやすい人

  • 高齢者、障がいのある人、寝たきり・認知症の人
  • 暑さになれていない人
  • 普段から運動をしていない人
  • 肥満の人
  • 寝不足、体調が悪い人
  • 厚着をしている人
  • ひとり暮らしの人
  • 乳幼児

熱中症を予防するには

  1. 真夏になる前に、暑さに強い体をつくろう
    「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を習慣化しましょう。
  2. こまめに水分補給、塩分(ナトリウム)も忘れずに
    水分不足になると、体温調節機能が低下します。喉が渇く前に水分を補給することがポイントです。
  3. 衣服の工夫で暑さを防ごう
    冷却グッズやぬらしたタオルで、体温を下げる効果が期待できます。また、出かける時は必ず帽子をかぶりましょう。
  4. 住まいの工夫で暑さに対応しよう
  5. 十分な睡眠と、栄養のバランスのいい食事をとろう

もし熱中症になったら…

  1. 涼しい場所に移動しましょう
  2. できるだけ衣服を脱がせて、体を冷やします
    →体に水をかけたり、ぬれたタオルなどで体を覆い、風を送ります。首筋、わき下、太ももの付け根など、太い血管のある部分を冷やしましょう
  3. 水分と塩分を補給しましょう
    意識がない、返事がおかしいときは、すぐに救急車を呼びましょう

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