我が家からできる食育

更新日:2020年03月24日

 「食」という字は「人」を「良く」すると書きます。食べることは、私たちが生きていく上で欠かせないものであり、私たちの心も体も「食」の上に成り立っています。食育とは、さまざまな経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、「食」に感謝する心を養い、豊かで健全な食生活を実践する力を育むことをいいます。

家族での食事を大切にしよう

「いただきます」「ごちそうさま」の食事のあいさつなど食事に関するマナーを身につけ、食卓を一緒に囲み楽しく語らい、おいしく食べることは、料理方法や季節の食材などの食生活の知恵や家庭の味を、親から子や孫へと伝える大事な場になります。そこで篠山市では、各種料理教室や親子クッキング教室を開催したり、「簡単朝食レシピ」や手軽に野菜が食べられる「簡単野菜料理レシピ」の配布や調理実習を開催し、「味の記憶」を育てていく機会を提供しています。

家庭の味をつなぎ ひろめよう

核家族化の進行やライフスタイルの多様化などにより、家族や近隣でのふれあいが減少し、家族の味や食文化が継承されにくくなっています。特に若い世代において、郷土料理は知っているが作れないという人が多くみられました。そこで食に関わる関係機関や団体などが、イベントや料理教室で郷土料理の作り方を広めています。

郷土料理を知っているか、作れるかを聞いたアンケートの調査結果のグラフ

平成24年度篠山市食育と健康についてのアンケートより

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