麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)及び麻しんワクチンの製造販売会社による自主回収について
令和6年1月16日付けで厚生労働省より「乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン及び乾燥弱毒生麻しんワクチンの製造販売業者による自主回収への対応について」という通知がありました。武田薬品工業株式会社が製造する麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)及び麻しんワクチンの力価(注)が有効期限内に承認規格を下回る可能性があるため自主回収を行うというものです。
通知によりますと、回収対象となったワクチンを承認規格を下回る可能性がある期間までに接種している場合は、十分な有効性が示されており、安全性についても特段の懸念は生じていないこと、また、当該製品についての有効性及び安全性に影響があったとする報告は現在までないとのことです。
丹波篠山市においては、定期予防接種として当該ワクチンを接種された方について確認したところ、再接種等の必要はありません。
詳細につきましては、厚生労働省ホームページにてご確認ください。
(注)力価:ワクチンの有効成分である麻しんウイルスが一定の生物学的作用を示す量
品名 |
製造番号 |
乾燥弱毒生麻しん風しん 混合ワクチン「タケダ」 (MRワクチン) |
Y302、Y303、Y304、Y305 Y306、Y307、Y308、Y309 Y311、Y312、Y313 |
乾燥弱毒生麻しんワクチン 「タケダ」 (麻しんワクチン) |
F112、F113、F114 |
乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン及び乾燥弱毒生麻しんワクチンの製造販売業者による自主回収への対応について(厚生労働省ホームページ)【外部リンク】
更新日:2024年01月25日