日本脳炎予防接種の特例措置について

更新日:2021年04月13日

 日本脳炎の予防接種は、接種後に重い病気になった事例があったことをきっかけに、平成17年度から平成21年度にかけて、日本脳炎の予防接種の積極的勧奨を差し控えていました。その後、新しいワクチンが開発され、現在は日本脳炎の予防接種を受けられるようになっています。
 この平成17年度から平成21年度の日本脳炎予防接種の積極的勧奨の差し控えにより、予防接種を受ける機会を逃した方(平成7年4月2日から平成19年4月1日に生まれた方で20歳未満の方)は特例対象者として公費(無料)で予防接種を受けることができます。

 母子健康手帳で予防接種の記録をご確認いただき、お済みでない方は、早めに医療機関に予約し、接種を受けましょう。
 なお、予防接種を希望される方で、予診票をお持ちでない場合は、健康課までご連絡ください。

日本脳炎予防接種の標準的スケジュール

1期

生後6か月から7歳6か月に至るまでの方
標準的な接種年齢は、1期初回は3歳、1期追加は4歳です。
接種回数と接種間隔は表のとおりです。

接種回数と接種間隔
日本脳炎ワクチン 接種間隔 標準的な
接種年齢
1期
初回
1回
- 3歳
1期
初回
2回
1回目から6日以上(標準的には28日まで)の間隔をあける 3歳
1期
追加
2回目から6か月以上(標準的にはおおむね1年)の間隔をあける 4歳

2期

9歳から13歳未満の方
標準的な接種年齢は、9歳で接種回数は1回です。

(注)令和3年度日本脳炎ワクチンの流通量の減少が見込まれるため、本年度対象者については令和4年度に個別案内します。

特例対象者

年齢

平成7年4月2日から平成19年4月1日に生まれた方で、20歳未満の方
 20歳未満までの間、接種ができます。第1期が終了していない方は、まず、第1期分から接種を受けてください。
 接種回数と接種間隔は表のとおりです。

接種回数と接種間隔
日本脳炎ワクチン
既に接種した回数
日本脳炎ワクチン
接種回数(全4回)
接種間隔
全く受けていない方 残り4回
(1期3回、2期1回)
1回目の接種後6日以上(標準的には28日まで)の間隔をあけて2回目を接種し、その後6か月以上(標準的にはおおむね1年)の間隔をあけて3回目を接種します。
4回目(2期接種に相当)の接種は、9歳以上の方に対し、3回目の接種後6日以上の間隔をあけて接種します。
1回接種を受けた方 残り3回
(1期2回、2期1回)
2回目と3回目は6日以上の間隔をあけて接種します。
4回目(2期接種に相当)の接種は、9歳以上の方に対し、3回目の接種後6日以上の間隔をあけて接種します。
2回接種を受けた方 残り2回
(1期1回、2期1回)
3回目と4回目(2期接種に相当)の接種は、6日以上の間隔をあけて接種します。
ただし、4回目の接種は9歳以上の方に対して行います。
3回接種を受けた方 残り1回
(2期1回)
4回目(2期接種に相当)の接種を行います。
ただし、4回目の接種は9歳以上の方に対して行います。

この記事に関するお問い合わせ先

健康課
〒669-2205 兵庫県丹波篠山市網掛301

電話番号:079-594-1117
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