教育長あいさつ
-しあわせ多き ふるさと丹波篠山を担う-
みなさん、こんにちは
ようこそ丹波篠山市教育委員会ホームページへお越しいただきました。
私は、本年度で教育長4年目を迎える丹後政俊(たんごまさとし)と申します。本市ではだんだん見慣れてきた「教育長エール」(手を挙げながら大きな声で激励する)をいろんな機会にやりながら、丹波篠山の教育の素晴らしさを伝えています。
私の教育理念の根本には「教育には感化・あこがれ(リスペクト)が一番効く」というのがあり、人は「あの人のようになりたい」「あのような生き方がしたい」と感じた時、本気で自分の生き方や学び方の向上・改善に取り組みます。そのためにも、子どもと接する教職員や市民と接する職員が、元気に活き活きと職務に取り組むことが大切です。その先頭に立って、元気で明るい教育委員会、市役所づくりを進めたいと考えております。
丹波篠山の教育は、「農都」丹波篠山の豊かな自然、文化、人情等を活かして、『しあわせ多き ふるさと丹波篠山を担う』子どもの育成を目指し、子ども達に変化が激しく不確実性の増す未来を元気にたくましく切り拓いていく力を育てます。地方農村都市の環境と本市に残る地域のあたたかいつながりが、子どもの自己肯定感や社会性を伸ばし「未来を生き抜く力」育成に効果を発揮します。
さらに、ICT環境の活用や少人数によるきめ細かな指導体制の整備による「個別最適な学び」と、探究的な学習やふるさと教育等の体験活動を通じた「協働的な学び」を一体的に充実させ、「主体的・対話的で深い学び」の実現に取り組む「令和の丹波篠山型学校教育」を進めています。
また、学校教育に加えて幼児教育や社会教育、芸術・文化・スポーツ等あらゆる分野において、心身ともに健康で社会的にも良好な多面的幸福が持続する状態「ウェルビーイング(Well-being)の実現」を目標に、基本的な生活習慣づくり、「眠育、食育、遊び」の充実、ICTの有効活用、自分らしく生きるキャリアプラン、インクルーシブ教育、コミュニティスクール、ふるさと教育、スポーツ・文化・芸術の振興、文化財の保全活用等の施策を展開すると共に、個人(1分野)のウェルビーイングと社会(他分野)のウェルビーイングが相互に循環して互いに高め合う「助け合い・つながり合う」共生社会の実現をめざします。
こうした目標に向かって、行政と住民が「参画と協働」の意識を持ち、共に力を合わせて創っています(その様子は教育長ブログ『教育長きょういくじょう』で発信していますのでご覧ください)。
市民の皆様、これからも「丹波篠山の教育」にご理解とご支援をよろしくお願いします。
市外の皆様、ぜひ一度私たちの教育をご覧に丹波篠山にお越しください。
皆様のお越しを心からお待ちしております。
2024年4月
丹波篠山市委員会
教育長 丹後 政俊
更新日:2024年04月02日