大型店の24時間営業を規制(市長日記H24.10.5)
平成24年10月5日(金曜日)
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本日、9月市議会の最終日でしたが、いちばん熱心に討論をして頂いたのが、県下で初となる大型店の24時間営業を規制する条例についてです。
現在、コンビニを除き市内では大型店で24時間の営業をされている店舗はなく、夜の12時までとなっていますが、ある大型店が24時間の営業を行いたい旨の届出を兵庫県に出されました。
実は、この店舗が平成23年に開店する際には、地域からの要望もあって、24時間営業については青少年の健全育成や平穏な生活環境への影響が懸念されることから、差し控えられるよう篠山市から意見を申し上げ、その約束をされていたものと理解していました。
しかし、篠山市や地域に何の協議もないまま、このような届出をされたもので、私としては信じがたいものがあります。
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このことが契機となって、やはり、ことに市外から進出されてくる事業者には、様々な方があって、単なる約束とか、信頼関係だけでは、よいまちづくりができないことがわかりましたので、篠山市の考え方をきちんと条例化しておく必要があると考えたものです。
条例の内容は、面積が300平方メートル以上の大型小売店舗については、営業時間を朝の6時から夜の12時までとするもので、生活の利便上、コンビニや飲食店は除いています。
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これについては、市民意見を募集したところ、17件提出され、いずれも24時間営業に反対で条例化を望むものでした。
「騒音など生活環境の悪化、青少年への悪影響、農作物への影響など、不都合な点ばかり多く、市民へのメリットは感じない」
「星空の見えない丹波篠山にするのですか、篠山のアイデンティティを出すべきだ」
「節電を呼びかけながら、時代に逆行している、営利のみを求めるのではなく、節電のため営業時間短縮を考えるのが企業の責任である」
「自然のなかで子どもを育てたいと思って、篠山で結婚して出産しました。篠山のいいところを残して下さい。」などです。
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議会内での討論では、
条例に賛成
國里議員
篠山のまちづくりにつながり、市民生活への不都合も考えられない。
河南議員
深夜営業は青少年の非行のたまり場が心配されるし、省エネを求められるライフスタイルにも反する。
隅田議員
いろいろな事業者があるので、市としてのまちづくりの意思を条例で示す必要がある。
篠山では大型店の24時間営業は必要とされていない。
条例に反対
渡邊議員
まちづくりの方向性は理解するが、各地域での里づくりや、地区整備計画で定めれば良い。
恒田議員
24時間の大型店があっても良い、小型の店舗がそのままだと不均衡ではないか。
結局、賛成15、反対2で、可決して頂きました。
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この条例が、さらに良好な生活環境、自然環境をめざす篠山市の将来のまちづくりにつながっていくようにしたいと思います。
篠山の空が広いのは、高い建物が無いからです。
篠山の夜空が輝くのは、夜のネオンが少ないからです。
また、小規模店舗は今のままで良いのかという指摘がなされ、これは今後の研究、検討議題です。









更新日:2020年03月24日