薪ストーブやペレットストーブの注意事項

更新日:2020年03月24日

 環境にやさしい暖房として注目されている薪ストーブですが、誤った使用方法や施工不良により火災が発生することがあります。

 心あたりありませんか?

「低温着火」や「煙道火災」につながる症状の写真

上記のような症状があると「低温着火」「煙道火災」が起こる予兆かもしれません。

「低温着火」とは、熱を加え続けられた木材の水分が蒸発・乾燥して「炭化」し、ある日突然燃え上がることをといいます。煙突の貫通部やストーブの熱を受ける部分に起こります。

「煙道火災」とは、煙突内にたまったすすやタールに引火し燃え上がることを言います。不適正な使用や掃除をしないことで起こったりします。

 このような火災を起こさないためにも法令の基準に従って設置しましょう。

・土間又は不燃材料のうち金属以外のもので造った床上に設置する。

・ストーブの周囲には可燃物等から離隔距離をとる。

・煙突が貫通する建築物の木材又は可燃性の材料の壁等との離隔距離は15センチメートル以上とする。若しくは、10センチメートル以上のめがね石などの金属以外の不燃材料で有効に貫通部の煙突を被覆する。

薪ストーブ周囲の離隔距離と、煙突が貫通する可燃性の材料の壁等との離隔距離を表したイラスト

適用法令

  • 丹波篠山市火災予防条例第5条(ストーブ)
  • 丹波篠山市火災予防条例第17条の2(火を使用する設備に付属する煙突)
  • 建築基準法施行令第115条(建築物に設ける煙突)

問い合わせ

丹波篠山市消防本部 予防課 電話番号 079-594-1118