不適正な取引を行う消防設備点検業者にご注意ください

更新日:2020年11月02日

心あたりありませんか?

以前から、「消防設備(消火器など)の点検が必要です。」とか「消防署からの依頼できました。」と語り、不適正な点検をする業者が見受けられます。みなさんのところにも来ていませんでしょうか。

一般家庭の消火器などに点検の義務はありません。それを承知で点検が必要だとか交換が必要だと言って高額な請求をします。

事業所には点検が必要な消防設備がありますが、簡単な外観点検や一部の設備のみ検査して、相場よりも高額な請求をします。事業所間の契約になるとクーリングオフが使えず、金額も何とか払える金額となっていて、表面化しにくいケースが増えています。書類にサインをしたり、消火器を持ち帰られたりすると、トラブル解決は非常に難しくなってしまいます。

被害にあわないために!

  1. 契約業者か確認する。突然訪問して来られても、契約業者かどうか社員証や消防設備士免状等の身分証明書で確認しましょう。
  2. 契約の前には見積書を請求する。他の業者と比較して適正かどうか確認しましょう。
  3. サインをする場合は内容を確認する。契約内容を説明せずにサインや押印を求めてくるケースがほとんどです。内容を確認し、分からない場合はサインをしないこと。
  4. 業者が消火器を点検のために持ち帰る場合は、必ず代わりの消火器を設置させること。消火器が無いと違反になる場合があります。

不正を感じたら拒否してください。消防職員が訪問販売したり、消防本部から業者に点検を依頼するようなことはありません。

少しでもおかしいと思ったら、点検してもらう前に消防本部へご相談ください。

 

この記事に関するお問い合わせ先

予防課 予防係
〒669-2451 兵庫県丹波篠山市北40-2

電話番号:079-594-1118

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