「感震ブレーカー」で大規模地震における通電火災対策を!

更新日:2025年09月22日

過去の大規模地震において、電気を原因とした火災が多く発生しています。

阪神淡路大震災や東日本大震災に伴う火災の原因は、半数以上が電気を原因としたものであると特定されています。

感震ブレーカーとは

地震発生後の電気による火災を防ぐためには、ブレーカーを落とすことが有効です。しかし、地震発生時にすぐにそのような行動がとれるとは限りません。感震ブレーカーは、あらかじめ設定された震度以上の地震が発生した場合に、自動的に電気の供給を遮断する機器です。各家庭に設置することで、地震時に使用していた電気ストーブや電気コンロなどの電気器具からの出火や、停電が復旧した時に発生する通電火災に有効です。

感震ブレーカーの種類と特徴

感震ブレーカーは大きく分けて次の4つの種類があります。分電盤タイプ内蔵型、分電盤タイプ後付型、コンセントタイプ、簡易タイプがあり、価格、特徴は様々です。また、電気工事が必要な場合は、必ず電気工事士の資格をお持ちの方が実施する必要がありますので注意してください。

 

分電盤タイプ内蔵型

分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを感知し、ブレーカーを切って電源を遮断します。電気工事が必要です。

分電盤タイプ内蔵型

分電盤タイプ後付型

分電盤に感震機能を外付けするタイプで、センサーが揺れを感知し、ブレーカーを切って電気を遮断します。電気工事が必要です。

後付型

コンセントタイプ

コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知し、コンセントから電気を遮断します。

・埋込型:壁面などに取り付けて使うもの。電気工事が必要です。

コンセントタイプ1

・タップ型:既存のコンセントに差し込んで使うもの。電気工事は不要です。

コンセントタイプ2

簡易タイプ

ばねの作動や重りの落下などによりブレーカーを切って電気を遮断します。電気工事は不要で、ホームセンターや家電量販店で購入が可能です。

・おもり玉式

おもり玉式

・バネ式

バネ式

 

感震ブレーカー写真

詳しくはこちらを確認してください。⇒感震ブレーカー普及啓発チラシ(内閣府他).pdf

感震ブレーカーの設置上の留意点

・設置状況によっては、各地の発表震度が設定作動震度より小さい場合でも作動したり、逆に大きい場合でも作動しなかったりする場合があります。そのため、感震ブレーカーの設置に関わらず、できる限り地震発生後にブレーカーの切断を確認するようにしてください。

・生命の維持に直結するような医療用機器を設置している場合は、停電に対処できるバッテリー等を備えてください。

・夜間等に大規模な地震が発生し、感震ブレーカー等が作動した場合、避難時の照明が確保できないため、防災対策として懐中電灯などの照明器具を常備してください。

・復電する場合には、事前にガス漏れがないことの確認や、電気製品の安全の確認を行ってください。仮に、復電後に焦げたような臭いを感じた場合には、直ちにブレーカーを遮断し、再度、安全確認を行い、原因が分からない場合には電気の使用を見合わせることが必要です。

・設置方法や設置環境等に応じて、経年劣化等が生じるおそれがあるため、定期的な作動性能の確認や、必要に応じて部品等の交換が必要になります。

地震時の通電火災のイラスト

感震ブレーカーの購入について

・感震ブレーカーを購入する際は、それぞれのタイプの特徴を理解し、電気事業者又は販売店と相談し各建物の使用状況等に合わせたものを購入することが重要です。

・丹波篠山市内の電気事業者の工事を伴う感震ブレーカーの購入時は、「住宅リフォーム助成」の助成要件に該当する場合、対象になる場合がありますので観光交流部商工観光課(079-552-0100)までお問い合わせください。なお、例年応募者多数のため抽選になっております(募集期間は4月下旬から5月末の予定)。

 

 

※すべてのイラスト及び画像については、消防庁リーフレットから転載しています。

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