小嶋 星子様より

更新日:2022年08月19日

感動の国際交流コンサート "Don't worry, be happy." (悩まずに気楽にやろう)の合ことばのもとに…

79年4月、ロータリークラブの姉妹提携の式典、記念植樹が、はじめてのワラワラ市との出会いであった。98年ワラワラ市から6名の女性芸術家が来られ、その中のセラピストのバーバラさんを拙宅へ迎え入れた。翌日、やすらぎ園での慰問演奏を皆で見に来られ、着物ブラウスの装いで、太鼓、三味線、おどりと共に日本の歌の演奏に、とても興味を示され、是非ワラワラで合同演奏をとの依頼に話が進んだ。日本の歌、海外の歌、合同ステージが提案された。その後、殆ど毎日、バーバラさんとメールのやりとりが始まった。ワラワラの2つの教会の聖歌隊との合同曲は「ハレルヤ」を含めて、3曲、日本の歌では「証城寺の狸ばやし」など5曲。日本舞踊の方々にも手伝ってもらった。

2000年3月、ワラワラに到着すると「Welcome Sasayama」の大きな横断幕が掲げられ、市長はじめ多くの人の出迎えに驚いた。町中にコンサートの写真入りのポスターが貼られ、大きな期待が伝わってきた。ウィットマン大学の大ホールは満員の聴衆。一曲ごとに口笛が響き、鳴りやまない拍手。最後のハレルヤでは聴衆が立ちあがり、会場いっぱいの大合唱になった。

姉妹都市という太い絆があればこそ実現した大きな夢。音楽が言葉を越え、国境を越えて、人と人とのふれあい。心と心を結ぶ最高の魔力である事を改めて、しみじみと感じた。

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