宮林 慶子様より

この度はワラワラ市と丹波篠山市、姉妹都市提携50周年おめでとうございます。

初めてワラワラを訪問した高校生の時から20年以上が過ぎました。過去3回ワラワラを訪れ、ホストファミリーも数回させて頂きました。行く度、迎える度に思い出は増え、今も生活の一部としてワラワラとの交流は根づいています。

今はSNSでお互いの近況を知り合うことが出来るので、離れていてもワラワラに住む友人たちの日常が手に取るように分かり、いつも気軽にメッセージを送り合っています。

コロナウィルスが流行する前2019年の春、私と息子、友人母子でシアトルへ旅行したことがありました。その際、ワラワラに住むバーバラとキース夫妻は私達に会いにシアトルまで来てくれました。丹波篠山でも、ワラワラでもない場所で再会を喜んだことがとても懐かしいです。一緒にシアトルの街を歩き、食事をし、笑い、眠りました。その年の秋にはまた丹波篠山で彼女をホストしました。

高校時代、ワラワラへの短期交換留学に同行して下さった恩師が言われていました。

「こうやって生まれた絆がひとつ、またひとつつながりあって、大きな網の目が出来上がった時、姉妹都市という仰々しい肩書をはずしても人々の間には交流が根付いていくのだと思う」先生の言われていた通り、私や家族はワラワラ繋がりで知り合った多くの丹波篠山の友人、そして海の向こうに一生の友人を得られたことに心から感謝しています。これからも私たちの子ども世代が、新たな友情を育んでいけるように、両市の交流が末永く続いて行きますように。