第3次丹波篠山市総合計画《基本構想》(案)の答申
総合計画とは
総合計画は、「行政運営の総合的な指針となる計画」であり、地方自治体の全ての計画の基本として、地域づくりの最上位に位置づけられ、長期展望をもつ計画的、効率的な行政運営の指針を盛り込みます。一般的には、まちづくりの基本的な方向性を示す「基本構想」と、それに基づく「基本計画」から構成されます。丹波篠山市では、自治の基本理念を定める「自治基本条例」で、総合計画を策定することを規定しています。令和2年度をもって現行の第2次総合計画が終期を迎えることから、次期総合計画を策定します。
総合計画 基本構想(案)の概要
令和3年度から10年間のめざす将来像と将来の目標を明らかにし、これらを実現するための基本的な施策の方針である「基本構想」について、市民や有識者で構成される丹波篠山市総合計画審議会から(案)が示されました。いただいた案について、今後、市の案として検討します。
【将来像と基本方針】
(案)では、これまでの市民のみなさんの取り組みを土台としながら、新たなチャレンジができるまち、一人一人が安心できる暮らしの中で夢や希望が実現できるチャンスがあるまちとして選ばれるよう“「丹波篠山」だからこそ実現できるあなたの夢・安心・未来”を将来像に掲げ、人口減少社会の中でも、活気を保ち続けられる丹波篠山市であり続けよう、としています。基本的な方針としては、“多様で複層的なコミュニティづくり”、“チャレンジと支え合いの土壌づくり”、“環境との共生と経済が循環する暮らしづくり”の3つを掲げます。
【基本目標】
将来像の実現や取り組みの基本方針に基づいて、まちづくりに取り組むにあたっての基本目標を設定します。
住民自治や暮らし、生活基盤、福祉・健康、教育など“日常の暮らしに結びつく取り組み”をまちづくりの「土台」とし、農都創造や景観、歴史・文化など“豊かな価値を生み出す取り組み”を「価値」と位置付け、将来像の実現を図るうえでの両輪とします。
【前期基本計画】
具体的に取り組む事業や数値目標は、この基本構想の理念に基づいて、令和2年度に策定する「前期基本計画」に示します。
参考データ
基本構想の検討にあたっては、丹波篠山市総合計画審議会条例に基づき、総合計画審議会を設置し、審議いただきました。
令和元年度は4回開催し、2月6日に基本構想案の中間答申を受けました。
各会議の経過は次のとおりです。
第3次計画策定の検討にあたり、現状分析、市民意識調査、ワークショップによる意見聴取を行いました。
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更新日:2021年11月11日