歯のはなしVol.112(6)アルコール

更新日:2020年03月24日

 仕事が終わってからのアルコールは格別のものがあります。しかし、これもお口には影響があることはご存知ですか?

 まず、お酒には多くの糖分が含まれています。これが虫歯や歯周病の直接の原因となります。また、ビールなどの炭酸飲料は酸性が高いため、直接歯を溶かしてしまう酸蝕歯となってしまいます。さらには、アルコールの飲みすぎによって吐いてしまうと、胃酸は酸性度が高いのでこれもまた歯を溶かす原因になります。

 アルコールを飲むと、利尿作用が働くためトイレに行きがちになり体の水分が少なくなります。そうすると、お口が乾燥するためお口の細菌が活発化しやすくなり、これもまた虫歯や歯周病の原因になります。

 しかし一番の問題は、飲みすぎによって前後不覚になりそのまま眠ってしまう場合でしょう。眠る前に歯を磨かないと、眠っているときに細菌が非常に増殖してしまうのです。

 皆様も、アルコールを飲むときには節度をもって飲むようにしましょう。

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