歯のはなしVol.109(3)口の乾燥

更新日:2020年03月24日

 花粉症などで鼻が詰まっている場合、お口で息をしがちになります。また、日常から元々お口をあけっぱなしの方もおられるでしょう。そういった方はお口が乾燥しがちになります。

 お口が乾燥すると、食べ物が呑み込みにくくなり、粘膜を傷つけやすくなります。そうすると口内炎になりやすくなり、食べ物をさらに呑み込みにくくなります。

 また、唾液はお口の汚れを洗い出す効果があるのですが、乾燥するとその効果が低下します。そのため、細菌が増えて虫歯や歯周病が起こりやすくなってしまいます。

 テレビを見ているときなど、作業中にお口が空きっぱなしの人は、注意してお口を閉じることに心がけるといいでしょう。

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