歯のはなしvol.9 インプラントって何 ~歯を失ったときのひとつの方法~

更新日:2020年03月24日

 前歯を1本失った場合、通常は両隣の歯を削って支えにして、ブリッジという方法を行います。しかし、ときには歯の神経をとる処置を必要とする事もあります。しかし、インプラントを埋め込むことで、隣の歯を削らずに治すことができます。
 インプラントとは歯を失った顎の骨に人工歯根を埋め込んで、天然歯のかわりをさせる方法です。
 人工歯根の種類は多数あり、材質は主にチタンが使われます。

 奥歯を1本失った場合には、主に次の3つの方法があります。

  1. 前歯のときと同じく、前後の歯を削り、橋渡ししてかぶせるブリッジという方法。
  2. 前後の歯を削りたくない場合は、小さな部分入れ歯を作って噛めるようにします。
  3. 歯を削ってブリッジにすることや、取り外しの入れ歯に抵抗のある場合は、インプラントを使用すれば、抜けた部分に1本挿入することで、隣の歯を削らずに修復ができます。

 インプラントは人工の材料ですから、虫歯にはなりませんが、毎日の手入れ(清掃)が不良になったり、過剰な負担がかかると歯周病と同じ症状をおこすことがあります。
 毎日の歯ブラシや定期検診を続けることが大切です。

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