歯のはなしvol.86 非歯原性歯痛~その8 精神的な痛み~

更新日:2020年03月24日

 デリケートな話ですが、歯が痛む原因の一つに、精神的、診療内科的疾患によるものがあります。精神的疾患の身体的表現として、歯の痛みを表現することがあります。例えば、ある人が姑と喧嘩すると、必ず歯が痛むが、落ち着くと治るなどです。
 また、統合失調症や鬱病から歯が痛む、お薬の副作用として筋肉の硬直から食いしばり、歯が痛むことがあります。
 一般的に痛みがある歯は、虫歯、歯茎の炎症、根元の過度のすり減り、歯が割れているなど、目やレントゲンで見て分かる症状があります。
 レントゲンなどの診断で異常が見つからないのに、痛みがある場合、このように歯以外の原因であることがあります。
 しかし、歯科医師、医師の双方できちんとしたガイドラインが出来ておらず、まだ分からないことが沢山あります。

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