歯のはなしvol.31 歯を抜かねばならない時ってどんな時
永久歯は28本、親知らずを入れれば32本です。一生自分の歯でいければいいのですが、どうしても歯を抜かねばならない時があります。それは、次のような時です。
- 歯周病が進行した時。
歯根の周りに歯石が付着し、歯の周囲の骨がすっかり溶けてグラグラになったときです。 - 虫歯が根の中の奥まで拡がってしまった時。
歯肉の中に隠れている部分まですっかり腐ってしまったとき。 - 歯の根にヒビが入ってすっかり割れてしまった時。
この場合でも本当に新鮮な場合には接着できる時がありますが、感染してしまっていれば、ほとんど抜歯になります。 - 根の中の治療を繰り返しても痛みや膿がひかない場合。
このような場合は、根の先に侵入した細菌が強力だと思われ、抜歯して細菌を掻き出す必要があります。
その他、矯正のために抜歯する場合、親知らずの周囲が感染して抜歯する場合などがあります。
できれば歯を抜かずに一生いきたいものです。早期発見、早期治療、または定期的に検査をすることが重要です。
では、歯が抜けてしまった場合にはどうするのか。次回から説明していきます。
この記事に関するお問い合わせ先
健康課
〒669-2205 兵庫県丹波篠山市網掛301
電話番号:079-594-1117
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2020年03月24日