歯のはなしvol.27 子供たちの歯を健康にするために ~妊娠期の歯科治療2~

更新日:2020年03月24日

 妊娠期は女性の一生の中でもお口のトラブルをおこしやすい時期です。昔から、子供を生めば歯を失う、などの言い伝えがありますが、それはこの時期にきちんと歯のケアをしなかったからなのです。

原因としては、

  1. 女性ホルモンがこの時期増加し口腔内の免疫システムに影響するため、虫歯や歯周病を起こしやすくなる。
  2. 食生活が変化し、すっぱいものや、甘いものばかり食べるようになり栄養摂取が偏りがちになる。
  3. 子宮が胃を圧迫することにより、少量ずつしか食事がとれないので、間食が増加し、虫歯が増える。
  4. つわりにより、歯ブラシが十分にできないため、口腔内にプラークが停滞し、虫歯や歯周病を起こす。

などが考えられます。

 ですが、この時期にきちんとお手入れをすることにより、女性の方のその後の人生におけるお口の中は快適でいられるともいえます。

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