歯のはなしvol.23 子供たちの歯を健康にするために ~歯を丈夫にする食べ方~

更新日:2020年03月24日

 幼児の歯を虫歯にしないためには、食べ方にも工夫が必要です。

(1)回数

 飲食の回数と虫歯の本数は比例します。食事回数が多いほど歯の表面は酸性となり虫歯は増えます。また、おやつをダラダラと与えると虫歯になりやすいばかりではなく、集中力のない子になり、親のいうことも聞かなくなりますので、時間を決めて一日一回とすることで、しつけにもなります。

(2)食材

 カルシウム、リンは歯の石灰化に、たんぱく質は歯の基礎に、ビタミンAはエナメル質の基礎に、ビタミンCは象牙質の基礎となります。栄養をバランスよく与えることが大事です。また、食材の適度な大きさ、硬さが必要です。小さくきざんだものや、やわらかいものばかり与えていると顎骨の発育が阻害されあごの幅が狭くなって歯が並ばなくなります。(乳児は別です。乳歯がある程度はえそろった幼児についてお話しています。)食べ方を工夫して、きれいな歯が並ぶようにしてあげてくださいね。

この記事に関するお問い合わせ先

健康課
〒669-2205 兵庫県丹波篠山市網掛301

電話番号:079-594-1117
メールフォームによるお問い合わせ